あなたがすき。 大好き。 そんなこと誰にも言えない。 だって… 【秘密】 「あれ、まだいたのか?もう鍵しめたいんだけど…」 「あ…スミマセン、今帰りますから…」 先生…今日は先生が鍵当番ってこと知っててあたし残ってたんだよ? ってそんなこと知るわけないか。 「それにしても教室で独り言は淋しいぞ?」 からかい気味に言われて腹がたったのと、聞かれてたことの恥ずかしさで顔が真っ赤になってしまった。 「あれ…熱あるのか?」 「いえ、大丈夫です」 「顔赤いぞ?苦しそうだし…お前家近いか?」 「バスで40分くらい…」 「遠いなぁ…俺が送ってったるよ」 「いいです!」 そんな… 2人きりでいたらドキドキが止まらなくて苦しくなっちゃうよ。 「…そんなに強く嫌がられちゃしょうがないか」 「あ、ごめんなさい…」 「ごめんな?おこがましくて」 「違っ…」 「危ないからなー男と2人きりはなー」 「大丈夫ですよ…先生なら…」 「…お前何が言いたいんだ?」 少しだけ…自分に正直になりたい。 「…先生となら2人でも大丈夫」 「俺も男だぜ?」 「知ってます…」 「…なぁ、お前秘密守るヤツか?」 「まぁ…」 「そっか…」 と急に、先生の顔が近づいてきて2人の唇が重なった。 「ほら、帰るぞ。あ、さっきの『秘密』な」 「…はい」 …先生…何考えてるの? もしかしてあたしのこと…